RM
Regional Management郵送やデジタル経由で集めた申込みも含め、ほぼすべての債権を店舗網でサービシングする形を崩していない。審査や回収の管理そのものは中央に集約しつつ、客と顔を合わせる場所だけは店舗に残すという、費用のかかる折衷を選んでいる。
商品は二つで、$2,501から$35,000を18〜60か月で返す大口と、$500から$2,500を最長48か月で返す小口に分かれる。どちらも家財や車を担保に取るのが通例だ。2025年の利息・手数料収入は大口が$382.9M、小口が$196.0Mだった。金利は大口が年30.6%、小口が44.3%で、審査の緩さがそのまま利回りに乗る。
景気が悪化すると、延滞と貸倒れが同時に膨らむ。年40%を超える小口の金利は規制強化の議論の的になりやすく、19州に店舗を構える費用構造は、ネットで完結する新興の貸し手と競争するうえで重い。
経営の関心は貸付残高を伸ばすことと、それを傷まないように保つことの両立に置かれている。19州590,800口座という規模になっても店舗網を畳まないのは、対面の接触が延滞を減らすという判断を今も採り続けているからだ。
貸倒れの水準と、非優良層の家計の余力で数字が決まる。貸付の原資を借入で賄うため、調達コストが上がればそのまま利ざやが削られる。
この会社をどう読むか
Regional Management は、銀行のローン審査に通りにくい人を相手にする消費者金融だが、貸し方には手間のかかるこだわりがある。郵送やウェブで申込みを集めても、その後の付き合いはほぼすべて店舗が引き受ける。
貸付は$2,501〜$35,000の大口と$500〜$2,500の小口に分かれ、2025年の利息・手数料収入はそれぞれ$382.9Mと$196.0Mだった。19州で590,800の口座を抱える規模になった今も、コストの高い店舗網を手放していない。この判断が良い方に出るか悪い方に出るかは、景気が落ちたときの貸倒れの出方で分かる。
バランスシート (要約)
資産 $2.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $373M(18%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$4M
- 長期借入金$1.6B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $646M
- 売上成長率
- 9.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 6.9%
- ROE
- 11.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $309M
- フリーCF
- $304M
- 営業CFマージン
- 47.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $11M
- 配当性向
- 25.9%
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