まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
骨格筋・横隔膜・心筋へ届きやすいようウイルスの殻そのものを改造し、POLARIS-101と名付けている。症状を和らげるのではなく、欠けたたんぱく質を体内で作らせる原因治療を狙う設計が一貫している。
承認された薬はまだなく、価値は開発候補の前進そのものから生まれる。主力のSGT-003は、改良したウイルスの殻を運び手に、ジストロフィンの代わりとなる小型たんぱく質の設計図を筋肉へ届ける。
ウイルスの殻を使う治療には、体が運び手を異物として拒む反応がつきまとう。同じデュシェンヌ領域にはFDA承認済みのELEVIDYSが先行しており、試験が振るわなければ企業価値の大半が一度に消える。
資金をSGT-003に集中させつつ、同じ運び手の技術をフリードライヒ運動失調症や遺伝性の心疾患へ広げる開発を並行させる。収入がないため、研究費の大半は増資で賄っている。
SGT-003が臨床試験で効果と安全性を示し、米当局の承認まで辿り着けるかにかかっている。売上がない以上、そこまでの研究費を調達できる市場環境そのものも前提になる。
資産 $233M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $180M(77%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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