
景気敏感な事業で、配当も出す会社
環境対応の冷媒という規制が需要を生む分野と、半導体・電子向けの先端材料という成長分野の、両方に技術を持つ点が強み。長年の化学技術と特許に支えられ、専門性の高い素材で高い利益率を得やすい。大手からの分離で身軽になり、得意分野に集中して投資できる立ち位置にいる。
環境負荷の低い冷媒(エアコンや冷蔵に使う媒体)や、フッ素を使った特殊素材、半導体・電子機器向けの先端材料の販売が収益の柱。長年培った化学技術で、他社がまねしにくい専門性の高い素材を作る。規制で需要が生まれる環境対応の冷媒や、用途を絞った高機能素材を売って稼ぐ構造になっている。
景気後退で冷媒や電子向け素材の需要が鈍ると、販売が落ち込む。原材料費の上昇を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。環境規制の変更や、競合の技術追随、特定用途への需要の偏りも、収益の重しになりうる。大手から独立した直後で、単独経営の地力が試される段階にある。
独立直後で配当はまだ定まらず、利益を、環境対応の冷媒と電子向け素材への投資に振り向ける経営。大手から離れて意思決定を速め、規制が後押しする冷媒と成長する電子材料に集中し、専門性を武器に稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
冷媒や特殊素材の需要と、環境規制の動向に依存する。環境規制で低負荷の冷媒への切り替えが進むか、半導体や電子機器向けの素材需要が伸びるか、技術で他社に差をつけ高い価格を保てるか、そして原材料費を抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $5.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(25%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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