安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
金融機関の煩雑な事務という、一度任されると外れにくい業務を握る点が最大の強み。ソフトと業務代行を組み合わせ、規制対応も求められる事務に深く組み込まれると切り替えにくい。買収を重ねて機能と顧客を広げ、裏方として安定した収入を積み上げる立ち位置にいる。
投資ファンドや運用会社、保険会社向けに、取引や残高の管理、決算、報告といった煩雑な事務を行うソフトの利用料が収益の柱。これに、その事務を丸ごと請け負う業務代行の収入が加わる。一度業務を任されると長く使われ、継続的な利用料と代行料で稼ぐ構造になっている。
金融市場の低迷で運用会社の預かり資産が減ると、それに連動する収入が鈍る。大型買収に伴う重い借入の負担や、統合のつまずきも重し。顧客が他社のシステムへ移ることや、価格競争も、収益の重しになりうるが、事務代行は粘着性が高い。
配当を出しつつ、買収による機能・顧客の拡大と、業務代行の効率化に資金を振り向ける経営。粘着性の高い事務処理の顧客基盤を土台に、買収を重ねて規模を広げ、継続収入の比率を高めて稼ぐ力を伸ばす方針が特徴になっている。
資産運用業界の活発さと、事務代行の需要に依存する。ファンドや運用会社の預かり資産が増えるか、事務を外部に任せる流れをどれだけ取り込めるか、買収で機能と顧客を広げられるか、そして既存顧客をつなぎ留められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $20.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.9B(33%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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