まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
消費財ブランドという実業を残しながら、財務の主軸を暗号資産の金庫戦略に切り替えた二重構造の会社で、同種の暗号資産金庫会社の中では珍しく元々の事業も動き続けている点が異なる。
大麻由来成分などを使った消費者向けブランド製品の開発・製造・販売が本来の事業だが、いまの財務を動かしているのは2025年に始めた暗号資産SOLの保有戦略で、保有するSOLの大半を複数の運営者に預けてステーキングし、利回りを積み増している。
SOLの価格が大きく下落すると、金庫として積んだ資産の評価額がそのまま縮み決算を直撃する。資金調達のたびに株式が薄まりやすく、預けたSOLを引き出す際には一定期間資産が動かせない制約もある。
保有するSOLの価格変動に備えたヘッジは行わず、増資や転換社債による資金調達で買い増しを続ける方針を取っている。配当は出さず、資金は暗号資産の積み増しに集中させている。
SOLの価格そのものに業績が強く連動し、預け先の運営者の実績や信頼性にも収益が左右される。追加でSOLを買い増すための資金調達が続けられるかどうかも財務の生命線になっている。
資産 $124M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $90M(73%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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