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Wheeler Real Estate Investment Trust都心の一等地ではなく、人口動態が安定した地方や中小都市の、生活必需品を売るテナントに絞って集めている。Cedarとの合併で規模を一気に広げた成り立ちも、同業には少ない。
地方や中小都市で食品スーパーを核テナントに据えた商業施設65棟、延べ700万平方フィート超を保有し、94%を超えて埋まったテナントから賃料を受け取る。上位10テナントで賃料の22.5%を占めるにとどまり、特定の店子に依存しない組み方をしている。
2022年に買収したCedar Realty Trustの優先株は、年7.25%と6.50%の2種類が残ったままだ。Cedarの普通株が上場廃止になった後もニューヨーク証券取引所で取引が続き、配当の義務だけが会社側に居座っている。過去の資金調達では新株や転換証券の発行が繰り返され、普通株主の持ち分を薄めてきた。
手元の現金は普通株主に回さず、入居率の底上げと合併で膨らんだ負債の圧縮に振り向けている。49人という少人数で自社運営を通し、外部の運用会社に任せない体制をとる。
核テナントの食品スーパーが退店せず客足を運び続けるかが、賃料のすべての土台にある。94%台で埋まった区画をその水準で回し、合併で膨らんだ借入を無理のない金利で借り換えられるかどうかも重い。
この会社をどう読むか
Wheeler Real Estate Investment Trustが持つのは、大都市の一等地ではない。中小都市で食品スーパーを核に据えた商業施設65棟、延べ700万平方フィート超である。
この会社を厄介にしているのは物件ではなく、2022年のCedar Realty Trust買収で引き継いだ2種類の優先株のほうだ。Cedarの普通株はすでに上場廃止になったのに、優先株だけがいまもニューヨーク証券取引所で取引されている。会社に残ったのは配当の支払い義務だけ、という妙な形が続く。
バランスシート (要約)
資産 $602M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $234K(0%)。
自己資本の薄さか借入の重さが同業の中でも目立つ
- 現金・現金同等物$24M
この判定で見た指標: 自己資本比率。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $99M
- 売上成長率
- −4.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 43.5%
- 純利益率
- 8.8%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $21M
- フリーCF
- $4M
- 営業CFマージン
- 21.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $7M
- 配当性向
- 74.8%
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