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Waterstone Financial地味な地方銀行の中に、金利で大きく振れる住宅ローン工場が同居している。貸し出しだけで完結する同規模の地方銀行とは、収益の作られ方の設計そのものが異なる。
ミルウォーキー圏で預金を集めて貸し出す地道な銀行業が、一つ目の顔になる。もう一つは全米の拠点で住宅ローンを組み、束ねて投資家に売る事業で、こちらは利ざやではなく組成と売却の手数料で稼ぐ。
金利が上がって住宅ローンの組成が細ると、この事業は簡単に赤字へ転じ、銀行側の稼ぎを食いつぶす。住宅ローンが好調な年でも、銀行側は地盤の偏りや商業不動産向け融資の質を抱えたままだ。
預金と貸し出しの本業で土台を守りつつ、住宅ローンの波に合わせて人員と費用を絞ったり広げたりする。株主還元は配当と自社株買いの両方で続けている。
銀行の側は地域の景気と貸し出しの質、住宅ローンの側は金利と借り換えの量という、まったく別の前提の上に乗っている。二つの波が重なるか打ち消し合うかで、決算の表情が変わる。
この会社をどう読むか
同じ会社の決算なのに、静かな地方銀行の顔に見える年と、大きく振れる年がある。Waterstone Financialの数字がそう動くのは、性格の違う事業を二つ抱えているからだ。
ウィスコンシン州で預金を集めて貸し出す銀行が土台にあり、その上に全米で住宅ローンを組んで投資家に売る事業が乗る。金利が下がれば後者が膨らみ、上がればしぼむ。銀行の側だけを見て評価すると、この振れの理由を取り違えることになる。
バランスシート (要約)
資産 $2.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $349M(15%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$64M
- 長期借入金$412M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 7.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $24M
- フリーCF
- $23M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $11M
- 配当性向
- 40.8%
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