
XGN
Exagen単独の抗体を見るのではなく複数の指標を組み合わせる設計で、症状の重なる病気を早く切り分けられるとしている。2012年の発売以来、査読論文を積み上げて臨床での有用性を示してきた蓄積も持つ。
主力のAVISE CTDをリウマチ専門医などに使ってもらい、保険からの支払いを受け取る。2025年の売上$66.6Mのうち91%がこの検査一種から出ており、収入源はほぼ一本に集まっている。
一検査への集中度が高く、この検査の評価や保険の支払い方針が変われば打撃が直に来る。2025年に加えた8つの新しい指標も、支払いの認定は想定より緩やかにしか進まなかった。
2022年10月に John Aballi が最高経営責任者に就いて以降、経営陣を入れ替えて立て直しを進めてきた。2022年比で売上は45%超伸びる一方、営業費用は20%超、研究開発費は35%超削っている。
検査の件数と1件あたりの支払い単価が同時に伸びるかどうかで数字が決まる。2025年は件数が約11%、単価が約7%上がり、AVISE CTDの平均単価は$441になった。
この会社をどう読むか
全身性エリテマトーデスと関節リウマチは症状が重なりやすく、従来の検査では絞り込めずに再検査と診断の遅れを招いてきた。Exagen が売るAVISE CTDは、血液中の複数の指標を組み合わせて、この切り分けを早めるための検査だ。
2012年に出したこの検査一種が2025年の売上の91%を占める、極端に集中した会社でもある。2022年10月に John Aballi が最高経営責任者に就いてから立て直しが進み、2025年の売上は$66.6Mと過去最高になった。一検査に頼る危うさと、その一検査を磨き切った実績が同居している。
バランスシート (要約)
資産 $58M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $17M(30%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
- 現金・現金同等物$32M
- 他の流動資産$17M
- 固定資産$9M
- 流動負債$14M
- 長期借入金$22M
- 短期借入金$643K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $67M
- 売上成長率
- 19.7%
- 粗利率
- 58.3%
- 営業利益率
- −21.1%
- 純利益率
- −30.0%
- ROE
- −114.3%
- ROIC
- −27.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$14M
- フリーCF
- −$14M
- 営業CFマージン
- −20.5%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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