XPRO
Expro Group井戸を掘り、検査し、生産を維持し、閉じるまでの全工程に役務を提供する幅広さと、井戸の状態を測る検査の技術が最大の強み。完成品ではなく、井戸の現場に欠かせない専門の役務に徹する。海底や中東など世界各地に展開し、巨大企業の隙間で専門性を発揮する油田サービスの立ち位置にいる。
石油やガスの井戸を掘る段階から、地中の状態を検査し、生産を始め、最後に閉鎖するまでの各工程で、専門の役務や機器を提供するのが収益の柱。井戸の中の圧力や流量を測る検査、生産を維持する作業、海底の井戸の管理などを世界各地で手がける。掘削や生産の会社が顧客になる。請け負った作業の量と、原油価格に左右される発注で稼ぐ構造になっている。
原油とガスの価格の下落は、掘削や生産の活動を絞らせ、役務の発注を直接細らせる。油田サービスは原油価格の波をそのまま受け、業績の振れが大きい。油田サービスの巨大企業との競争は、価格と技術の両面で重荷になる。脱炭素の長期の流れも、化石燃料への投資の前提を揺らす。
配当を出さず、現金を技術への投資と事業の拡大に充てる経営。原油価格の波に備えて費用を管理しつつ、海底や成長地域での受注を取り込む。井戸の検査など専門性の高い役務に資源を集めて、巨大企業との違いを出す方針が特徴になっている。
原油とガスの価格と、掘削活動、世界の油田開発に依存する。原油とガスの価格が採算に見合い掘削と生産が活発か、世界各地の油田開発で役務の需要が保たれるか、海底や中東など成長地域で受注を伸ばせるか、そして油田サービスの巨大企業に押されないかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(68%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$196M
- 他の流動資産$764M
- 固定資産$1.3B
- 流動負債$444M
- 長期借入金$79M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.6B
- 売上成長率
- −6.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 5.0%
- 純利益率
- 3.2%
- ROE
- 3.4%
- ROIC
- 4.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $210M
- フリーCF
- $98M
- 営業CFマージン
- 13.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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