AGNC
AGNC Investment政府系機関が保証する住宅ローン担保証券に絞るため、貸し倒れの信用リスクが小さい点が特徴。その代わり金利の変動が収益を左右し、借入を使って利回りを高める。高い配当利回りで知られ、金利環境に応じて機動的に運用する専門性を持つ。住宅ローン証券への投資に特化した立ち位置にいる。
政府系機関が元利を保証する住宅ローン担保証券に投資し、その利息収入が収益の柱。自己資金に加え、短期の借入を組み合わせて多額の証券を保有し、証券から得る利息と借入の金利との差(利ざや)で稼ぐ。保有する不動産ではなく、住宅ローンをまとめた証券に投資する「モーゲージREIT(不動産融資型)」と呼ばれる形で、利ざやから収益を得る構造になっている。
金利が急変したり、長短の金利差が縮んだりすると、利ざやが圧迫される。多額の借入を使うため、証券の価格が下がると自己資本が大きく目減りし、配当の減額に追い込まれることもある。金利の急騰や信用不安で短期の借入が難しくなる局面は、特に大きな打撃になりうる。レバレッジゆえもろさが大きい。
高い配当を出すことを重視しつつ、金利変動への備えと、借入の管理、証券の売買による運用に力を入れる経営。住宅ローン担保証券への投資に特化し、長短の金利差から利ざやを稼ぎ、金利環境に応じて保有を調整しながら、得た収益の多くを配当として還元する方針が特徴になっている。
長短の金利差と、借入のコスト、証券の価格に依存する。長期の金利が高く短期の借入金利が低いほど利ざやが広がる。金利の変動に備えてうまく運用できるか、借入を安定して続けられるか、そして保有する証券の価格が大きく崩れないかが、業績を左右する大きな前提になる。金利環境が収益を直接左右する。
バランスシート (要約)
資産 $115.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $12.4B(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$450M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 13.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $653M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $1.6B
- 配当性向
- 95.9%
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