配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
旅客機の操縦室という限られた市場と、商品パッケージという大衆的な市場を、一社が同時に相手にしている。2025年2月にはTest & Measurement区分の名をAerospaceへ改め、航空機側を前面に出した。
Aerospace区分では、操縦室と客室に積む高精細プリンターや、飛行データを記録する装置を航空機向けに納める。Product ID区分ではQuickLabelなどの色つきラベル印刷機を売り、インクやラベル紙といった消耗品で後から回収する。
接点の薄い二つの商売を抱えるため、片方が好調でももう一方の不振に引っ張られやすい。2026年4月に始まった検討は会社の売却や合併まで含んでおり、この先の姿そのものが定まっていない。
買収で事業を足す動きと、身の振り方そのものを問い直す動きが同時に走っている。2026年4月、取締役会は株主価値を最大にするための選択肢を検討すると発表し、売却や合併も俎上に載せた。
新造機と運航の動き、そして商品パッケージのラベル需要という、まったく別の二つの流れを同時に追うことになる。2024年に買収したポルトガルのMTEXを、Product ID側にどこまで馴染ませられるかも重い。
資産 $138M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $77M(56%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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