
BXC
BlueLinx Holdings米国でも最大級の建材の卸の流通の網を持つ点が最大の特徴。業界の二大の一角を占める。中小の建設や改装の業者という幅広い客の基盤を持つ。木材の生産者とは異なり、生産はせず、生産者と販売店の間をつなぐ流通に徹する。建材の生産者とは異なる、建材を卸す中間の流通に特化した小型の会社の立ち位置にいる。
米国の各地に持つ多数の物流の拠点から、建設や改装の業者、独立した建材の店、大手の量販店に、建材を卸して稼ぐのが事業の柱。扱う商品は、構造の木材や、加工した木材といった木材製品に加え、外壁材や屋根材、断熱材、ドア、窓、内装の部材といった特殊な建材まで幅広い。同業の買収で規模を広げてきた。生産者と販売店の間に立つ、中間の流通の役割を担う。建材を仕入れて卸す差益で稼ぐ構造になっている。
住宅の着工の減速は、扱う建材の量を細らせる弱点になる。木材の価格は、急落でも急騰でも差益が振られ、業績が荒くなる。大手の量販店が、生産者から直接仕入れる動きを広げれば、中間の流通の役割が縮む恐れもある。トラックの運賃や人件費の高騰も逆風になる。景気の谷では、扱う量と差益の両方が落ち込む。
配当を出さず、景気の波に合わせた自社株買いで株主に還す経営。住宅の景気の谷で同業を買収して規模を広げ、山で自社株買いを進めるという、景気に連動した資本の配分を取る。建材の卸の流通という中間の役割を軸に、住宅の景気の周期に合わせて資本を配分する方針が特徴になっている。
住宅の着工と、改装の需要、木材の価格に依存する。住宅の新築の着工が保たれるか、住宅の改装や補修の需要が続くか、木材の価格の変動をうまくこなせるか、そして大手の量販店や建設の業者との取引の関係を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。建設の景気の波に業績が連動する。
バランスシート (要約)
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $617M(40%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$386M
- 他の流動資産$599M
- 固定資産$565M
- 流動負債$211M
- 長期借入金$297M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3B
- 売上成長率
- 0.0%
- 粗利率
- 15.3%
- 営業利益率
- 1.1%
- 純利益率
- 0.0%
- ROE
- 0.0%
- ROIC
- 2.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $60M
- フリーCF
- $33M
- 営業CFマージン
- 2.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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