
CALX
Calix機器だけでなく、運用や利用者の獲得支援までを一つにまとめ、中小の通信会社の裏側を丸ごと引き受ける幅広さが最大の強み。大手の機器会社が手薄な、人手の足りない小さな事業者の困りごとに寄り添う。地方の回線整備の波を、機器と月額の仕組みの両方で受け止める立場にいる。
地方の中小の通信会社に、各家庭へ光回線を届ける機器と、それを管理し利用者の獲得まで支える仕組みをまとめて提供し、その対価が収益の柱。機器を一度売って終わりにせず、運用や分析の仕組みを月額で使ってもらう形へ移してきた。通信会社の裏側の仕事をまるごと引き受ける。機器の販売と、積み上がる月額の利用料で稼ぐ構造になっている。
連邦政府の補助金の執行が遅れると、機器の需要がまとまって先送りされる。中小の通信会社が買収で減れば、顧客そのものが細る。大手の機器会社との価格競争は採算を削る。機器の販売は景気や補助金の波で上下が大きく、業績が読みにくい弱さを抱える。
配当を出さず、研究開発と利用者の獲得支援に資金を投じる経営。機器の一度きりの販売から、積み上がる月額の仕組みへ収益の重心を移す。地方回線への巨額の補助の執行を見据えて成長への投資を続ける方針が特徴になっている。
地方の高速回線整備の予算と、中小通信会社の設備投資、月額の仕組みの浸透に依存する。連邦政府の地方回線への巨額の補助が実際に現場へ届くか、中小の通信会社が機器に投資し続けるか、月額で使う運用の仕組みが根づくか、そして大手の機器会社や通信大手の地方進出に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $859M(81%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$143M
- 他の流動資産$548M
- 固定資産$367M
- 流動負債$163M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1B
- 売上成長率
- 20.3%
- 粗利率
- 56.8%
- 営業利益率
- 2.1%
- 純利益率
- 1.8%
- ROE
- 2.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $135M
- フリーCF
- $116M
- 営業CFマージン
- 13.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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