まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
特定の放射性の元素のアルファ線に特化し、その同位体を作る装置の技術を自前で持つ数少ないバイオという点が最大の特徴。先行するベータ線の薬の商業の成功から、より強いアルファ線への波及という大きな筋書きの中で、早い段階の担い手として製薬大手との提携を得た。別の放射性の元素を使う大手とは異なる、特定のアルファ線の薬と同位体の自前の製造に特化した小型のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、放射性の薬を開発する臨床段階のバイオで、収入は提携が中心になる。看板の技術は、特定の放射性の元素のアルファ線を放つ同位体を、がんに結びつく分子に付けた薬にある。がんに狙いを定めて運び、近距離で強い放射線を当てる。神経内分泌の腫瘍や、皮膚のがんを対象に、初期の試験を進める。その同位体を作る装置も自前で築く。製薬大手との許諾の契約も結ぶ。承認後の薬の売上や、提携の一時金で、いずれ稼ぐ構造を描く。
看板の候補の臨床の失敗が、価値を大きく損なう弱点になる。アルファ線を放つ同位体の供給が限られ、量産の規模を広げるのが難しいこともある。同位体の供給の不足が、成長の隘路になる。別の放射性の元素を使う競合の大手の先行もある。製薬大手との提携が解消されることもある。資金が尽きれば、増資で持ち分が薄まる。
配当を出さず、製薬大手との提携で研究の資金と開発の節目の一時金を確保しつつ、自社の候補も進める二本立ての経営。現在の経営者が率いる。アルファ線の放射性の薬の市場の早い段階の担い手としての先行の利益を狙う。同位体を作る装置が、成長の隘路にも資産にもなる、独特の運営になっている。
同位体の製造と、臨床試験の結果、提携に依存する。アルファ線を放つ同位体を、限られた供給の中で量産する能力を高められるか、看板の候補の試験が良い結果を出すか、製薬大手との提携が進むか、そして先行するベータ線の薬が商業で成功した後の、アルファ線への波及が起こるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $267M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $207M(78%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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