
CLNE
Clean Energy Fuels米国やカナダの商用車向けに、最多級の燃料の供給の拠点を持ち、環境のクレジットを得る権利も握る点が最大の特徴。純粋に再生可能な天然ガスを作るだけの会社や、トラックの燃料の小売とは違い、供給のインフラと環境のクレジットを組み合わせる。石油の大手と組んだ再生可能な天然ガスの事業も持つ。一般の燃料の会社とは異なる、商用車向けの天然ガスの供給に特化した小型の会社の立ち位置にいる。
米国やカナダの商用車に向けて、天然ガスを圧縮したり液化した燃料を供給するのが事業の柱。中型や大型のトラック、清掃車、配送車、バスといった商用車向けに、燃料の供給の拠点を業界でも最多級に持つ。とりわけ、家畜のふんなどから作る再生可能な天然ガスを重んじ、その供給に伴って得られる、国や州の環境の規制に基づくクレジットの販売も大きな収益になる。家畜の農場の再生可能な天然ガスの事業も自前で手がける。燃料の販売とクレジットで稼ぐ構造になっている。
国や州の再生可能な燃料の規制が後退し、環境のクレジットの価格が急落する弱点を抱える。電気で走るトラックが本格的に普及すれば、天然ガスのトラックの需要が縮む恐れもある。同業の再生可能な天然ガスの会社との競争も激しい。家畜の農場の事業で、ガスの回収がうまくいかないこともある。増資が続けば持ち分が薄まり、長い赤字も逆風になる。
配当を出さず、家畜の農場の再生可能な天然ガスの事業の開発や、商用車向けの供給のインフラの拡大、石油の大手と組んだ事業を進める経営。共同創業者が率いる。増資と長い赤字を受け入れて段階的に資金を集めながら、商用車の天然ガスの普及というテーマに賭ける運営になっている。
商用車の採用と、環境のクレジット、規制に依存する。商用車が天然ガスの車を採り入れるか、再生可能な天然ガスや天然ガスの価格が安定するか、国や州の規制に基づく環境のクレジットの価格が保たれるか、そして家畜の農場の再生可能な天然ガスの事業を運営できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $559M(53%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$156M
- 他の流動資産$195M
- 固定資産$706M
- 流動負債$151M
- 長期借入金$227M
- 短期借入金$52K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $425M
- 売上成長率
- 2.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −37.6%
- 純利益率
- −52.3%
- ROE
- −39.7%
- ROIC
- −16.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $86M
- フリーCF
- $60M
- 営業CFマージン
- 20.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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