
配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
特殊な作業トラックの貸し出しと販売、整備、部品供給を一社で垂直にそろえ、電力と通信の工事という分野に絞り込んだ専門性が最大の強み。汎用の建機を広く扱う大手とは違い、専門の車両に特化する。老朽化した電力網の更新という長く続く需要に乗る、特殊車両の専門家の立ち位置にいる。
電線の架設や通信設備の工事に使う、高所作業車や穴掘り車、クレーンといった特殊な作業トラックを、貸し出し、売り、整備し、交換部品まで供給する一括の事業が収益の柱。電力会社や工事業者が主な客になる。買うと高い特殊車両を、必要な期間だけ借りられる手軽さが強みになる。貸出料と販売、整備の役務で稼ぐ構造になっている。
金利の高止まりは、借りずに自前で買う動きを促し、貸出の需要を冷やす。電力網への投資の執行が遅れれば、特殊車両の需要がまとまって先送りされる。中古の車両の価格が下がれば、保有する車両の価値が目減りする。買収を重ねた借入の負担も、業績の重荷になる。
配当を出さず、現金を借入の返済に優先して充てる経営。電力網への投資の本格化を見据え、貸出と販売の事業の体制を整える。自社株買いは抑えつつ、特殊車両に絞った垂直の事業の強みを磨く方針が特徴になっている。
電力網への投資と、通信の設備投資、中古車両の価格に依存する。老朽化した電力網の更新や増強に投資が向かうか、通信の設備投資が続くか、貸し出した車両を高く中古で売れるか、そして金利が高い局面で客が借りずに買う流れにならないかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $809M(24%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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