まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
新しい井戸を掘るのではなく、衰えた一つの油田に水や気体を押し込んで残る石油を絞り出す手法に集中する点が最大の特徴。大規模に開発する大手とは異なる、衰えた油田の生き返らせに賭ける。老いた油田から石油を絞り出す超小型の石油会社の立ち位置にいる。
老いた油田から石油を採って売るのが事業の柱。長年掘られて産出が衰えた油田を買い取り、地中に水や気体を押し込んで圧力を高め、岩に残った石油を押し出して回収する。新しい井戸を多く掘るのではなく、既にある数百の井戸を手直しして生き返らせる手法に頼る。広い土地と、その地下の権利も併せ持つ。買収で得たこの油田の運営に集中する。これらの石油の販売で稼ぐ構造になっている。
石油の値段が下がると、利幅の薄い老いた油田の採算が一気に崩れる弱点を抱える。絞り出しの手法が思うように効かなければ、産出が伸びない。重い借金を抱え、約束した条件を守れなければ、立ち行かなくなる。会社の規模が小さく、産出の量も乏しい。大手や中堅との競争にもさらされる。株式の併合や増資を繰り返して持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、油田の生き返らせと借金の立て直しを優先する経営。現在の経営者が率いる。買収した油田の運営と、水や気体を押し込む手法の遂行、貸し手との借金の組み替え、株式の併合や増資による資金繰りの管理を進める。油田の生き返らせと借金の立て直しが、運営の中核になっている。
石油の相場と、絞り出しの効率、借金の立て直しに依存する。石油の値段が採算の取れる水準を保つか、水や気体を押し込む手法でうまく石油を絞り出せるか、重く積み上がった借金を貸し手と組み替えられるか、そして資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $103M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(4%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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