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強み

バージニア西部からウェストバージニアにかけてのアパラチア地域という、大手が手薄な地域に深く根ざし、長い歴史で築いた地元の関係と保守的な経営が最大の強み。信託や投資、保険の代理も併せ持つ。長く配当を続けてきた堅実さも持つ。同業とは異なる、アパラチア地域に集中した保守的な地方銀行の立ち位置にいる。

成長ドライバー

バージニア州の西部やウェストバージニア、ノースカロライナ、テネシーといったアパラチア地域で、個人や中小企業から預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。中堅や中小の企業向けの事業の融資や、商業用の不動産、住宅ローン、消費者ローンを手がける。これに加え、信託や投資、保険の代理の事業も併せ持つ。約五十の支店を構える。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。

リスク

アパラチア地域は石炭の産業の衰退とウェストバージニアの人口の減少で、長く経済が伸び悩む弱点を抱える。商業用の不動産への融資の悪化は、貸し倒れを招く。金利の急な低下は利ざやを縮める。同じアパラチアや中部大西洋岸の地方銀行との競争も激しい。大手による買収の圧力もかかる。地域への集中ゆえの偏りも持つ。

経営の癖

配当を長く続けながら、保守的な与信の規律と、保守的な財務を重んじる経営。経営陣が長く率いる。アパラチア地域への密着と、信託や保険の代理という手数料の事業を生かしつつ、選んだ同業の買収も交える。派手な成長より、長期の安定と配当の維持を重んじる方針が特徴になっている。

読みの軸

地域経済と、金利、保守的な与信に依存する。地盤とするアパラチア地域の、石炭や天然ガス、農業や林業に支えられた経済が保たれるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、商業用の不動産への融資が健全に保たれるか、そして保守的な与信の規律を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $3.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $501M(15%)。

財務状態スコア
B+概ね良好

自己資本比率は同業の中央値を上回る

資産 (合計)
$3.3B前期比 0.0%
1,433位 / 4,281社
負債 (合計)
$2.8B前期比 +0.9%
1,235位 / 4,239社
純資産
$501M前期比 −4.9%
1,884位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
13%
2022
13%
2023
15%
2024
16%
2025
15%

この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。

収益性 (TTM)

売上高
—
売上成長率
—
粗利率
—
営業利益率
—
純利益率
—
ROE
9.7%
ROIC
—

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$63M
1,909位 / 4,104社
フリーCF
$60M
1,430位 / 3,300社
営業CFマージン
—
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

配当総額(年間)
$61M
配当性向
124.2%
配当の5年推移

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — First Community Bankshares の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。