GAP
Gap Inc.客層や価格帯の異なる複数のブランドを抱え、幅広い層を取り込める点が強み。一つのブランドが不振でも、別のブランドが補える分散が効く。長年親しまれた知名度の高いブランドを持ち、好調なブランドが全体を引っ張る局面では業績が大きく改善しうる。複数ブランドの立て直しに取り組む立ち位置にいる。
手頃な価格帯の衣料品の販売が収益の柱。看板ブランドのほか、低価格の量販ブランド、高めのカジュアル、子供・ベビー向けなど、客層や価格帯の違う複数のブランドを展開する。直営店とネット販売で売る。複数のブランドで幅広い層を取り込み、流行を捉えた衣料品を売って稼ぐ構造になっている。ブランドごとに浮き沈みがある。
流行を外したり、ブランドの魅力が薄れたりすると、売上が落ち込み在庫が膨らむ。景気後退で衣料品への支出が絞られると客足が鈍る。安価なファストファッションやネット専業との競争、値引きによる利益率の低下、複数ブランドを抱える運営の重さも、収益の重しになりうる。流行と消費の波に業績が大きく振られる。
配当を出しつつ、各ブランドの立て直しと、流行への対応、在庫管理とコスト削減に力を入れる経営。客層の異なる複数ブランドの分散を生かし、不振のブランドを立て直しながら好調なブランドを伸ばし、値引きを抑えて利益率を高めて稼ぐ力を取り戻そうとする方針が特徴になっている。
衣料品の需要と、各ブランドの人気、流行への対応に依存する。景気が良く衣料品への支出が活発か、流行を捉えた商品を投入できるか、不振のブランドを立て直せるか、そして在庫を適切に管理し値引きを抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。ブランドの当たり外れが業績を左右する。
バランスシート (要約)
資産 $12.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.8B(30%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$2.6B
- 他の流動資産$3.2B
- 固定資産$6.9B
- 流動負債$3.3B
- 長期借入金$1.5B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $15.4B
- 売上成長率
- 1.9%
- 粗利率
- 40.8%
- 営業利益率
- 7.3%
- 純利益率
- 5.3%
- ROE
- 21.5%
- ROIC
- 16.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.3B
- フリーCF
- $823M
- 営業CFマージン
- 8.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $247M
- 配当性向
- 30.3%
GAP の掲示板
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