まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
アラスカ州という、全国の大手が手薄な地域で通信を寡占的に手がける持株会社の株式である点は主力銘柄と同じだが、こちらは議決権の重みが異なる別のクラスにあたる。事業の中身や業績は同じ会社を映す。
アラスカ州を地盤に、その地域の通信を寡占的に手がける子会社を通じ、データ通信や携帯、固定電話、企業向けの管理サービスを、住宅や企業、政府、医療、教育の機関に提供するのが事業の柱。海底のケーブルでアラスカと本土をつなぐ中継の事業も持つ。連邦や州の補助金も活用しながら、地域の通信網を運営する構造になっている。
アラスカ州の経済は石油の価格に左右され、その減速や人口の減少が需要を細らせる弱点を抱える。通信を支える連邦の補助金が削られれば、収益の前提が崩れる。厳しい冬季の気候や遠隔地という地理は、設備の維持の費用を押し上げる。携帯の全国大手との競争もある。
配当を出さず、持株会社としての独立した運営の確立を優先する経営。アラスカ州での寡占的なシェアと、本土とつなぐ海底の中継の網という強みを生かしつつ、連邦の補助金を活用して地域の通信を着実に回す方針が特徴になっている。
アラスカ経済と、地域のシェア、補助金に依存する。石油やガス、水産、観光に支えられたアラスカ州の経済が保たれるか、州内での寡占的なシェアを保てるか、通信を支える連邦の補助金が削られないかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.7B(52%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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