配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
都心に近い好立地を早期に押さえる土地の目利きと、業界屈指の粗利率が最大の強み。郊外の奥で安売りを競う大手と違い、立地の希少さが値引き耐性になる。土地から建築までを束ねた垂直統合で、住宅サイクルの波を利益率の高さで耐える立ち位置にいる。
ダラスを中心とするテキサスと南部の都市で建てる戸建て住宅の販売が収益の柱。特徴は土地の自前仕込みで、都心に近い好立地を開発の早い段階から確保する。複数のブランドで価格帯を分け、富裕層向けから初めての買い手までを覆う。好立地の希少さを利益率に変えて稼ぐ構造になっている。
金利の上昇や雇用の悪化で買い手が引くと、受注と利益率が同時に落ちる。土地を厚く抱える戦略は、市況の急変で評価損の重荷に変わる。テキサス集中の地盤は供給過剰の波が来れば逃げ場がない。著名投資家の関与は注目と同時に売却の思惑も呼ぶ。
配当を出さず、現金を土地の仕込みと自社株買いに振り向ける経営。借入を抑えた財務で市況の谷に備える。好立地への集中と価格帯の分散という型を守る方針が特徴になっている。
テキサスの住宅需要と、土地の仕込み、金利に依存する。ダラス圏への人口と企業の流入が需要を支えるか、好立地の土地を割安に仕込み続けられるか、金利が買い手の支払い能力を圧迫しすぎないか、そして在庫の回転と値引きの均衡を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.9B(73%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
読み込み中…