HTFL
Heartflow撮影機器を売るのではなく、すでに撮られた画像を読み解くことに徹している。米国で1,465を超える施設に入り、10年以上かけて1億6千万枚を超える心臓CT画像を注釈付きで蓄えてきたことが、解析の精度を支えている。
病院が撮った心臓CTの画像を預かり、自社の計算モデルで血流や詰まり具合、プラークの中身までを解析して医師に返す。基本の下読みは導入先すべてに自動で届け、より詳しい血流やプラークの解析を医師が選んだ分だけ、その都度課金する。
保険の支払い基準が厳しくなれば、検査が増えても収益は伸びない。病院への導入が止まれば解析の件数そのものが頭打ちになり、研究と営業の費用だけが先に出ていく。
解析の精度を上げる研究と医療機関への導入拡大に資金を集中させる段階で、株主への還元はまだ先の話になる。2026年には4つ目の解析製品の投入を控え、主力に続く収入源を用意している。
心臓CTという検査そのものがどれだけ広まるか、そして病院がこの解析を使う習慣を持つかで件数が伸びる。保険がこの解析に支払いを認めるかどうかも収益に直結する。
この会社をどう読むか
医師が心臓CTを撮ってHeartflowへ送ると、血管のどこがどれだけ詰まっているかを示した、その患者だけの模型が計算で返ってくる。
カテーテルを入れて調べていた検査の一部を、この解析が体を切らずに置き換えつつある。米国では1,465を超える施設が導入し、10年以上で1億6千万枚を超える画像を注釈付きで蓄えたことが精度の裏付けになっている。上場して日が浅く、研究と営業への投資がかさむ分、利益はこれから積み上げる段階だ。
バランスシート (要約)
資産 $359M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $301M(84%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$45M
- 他の流動資産$175M
- 固定資産$139M
- 流動負債$42M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $176M
- 売上成長率
- 39.9%
- 粗利率
- 76.8%
- 営業利益率
- −36.4%
- 純利益率
- −66.3%
- ROE
- −38.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$54M
- フリーCF
- −$59M
- 営業CFマージン
- −30.7%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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