KMX
CarMax Inc価格交渉のない明朗な値付けと品質保証で、中古車購入の不安を解消した独自の売り方が最大の強み。豊富な在庫と全米の店舗網、ネット販売を組み合わせ、客が安心して買える体験を作った。自社の金融事業が利益率の高い収益をもたらす。断片化した中古車市場で、信頼を強みにシェアを広げる立ち位置にいる。
中古車の販売が収益の柱。価格交渉をなくした明朗な値付けと、豊富な在庫、品質保証で、不安の多い中古車購入を安心できる体験に変えた。これに、車のローンを自社で組む金融事業と、買い取った車の卸売が加わる。販売の利益に加え、利益率の高い金融事業が収益を支える。明朗な売り方と金融で中古車を売って稼ぐ構造になっている。
金利の上昇で車のローンが組みにくくなると、販売が落ち込む。中古車の価格が大きく動くと、在庫の評価や販売の利益が振れる。自社の金融事業は、景気後退で貸し倒れが増えると損失が出る。ネット専業の中古車業者との競争や、新車の値引きによる中古車需要への影響も、収益の重しになりうる。
配当を出さず、利益を在庫・店舗網の効率化と、ネット販売の強化、金融事業の育成に振り向ける経営。明朗な売り方と品質保証という信頼を強みに、豊富な在庫とネット販売で客を取り込み、利益率の高い金融事業を組み合わせて、断片化した中古車市場でシェアを広げて稼ぐ方針が特徴になっている。
中古車の需要と、販売台数、金融事業、中古車の価格に依存する。景気や金利が中古車の購入意欲にどう影響するか、豊富な在庫を効率よく回せるか、自社の金融事業で安定した利益を得られるか、そしてネットでの販売を伸ばせるかが、業績を左右する大きな前提になる。販売台数と金融が収益を支える。
バランスシート (要約)
資産 $26.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.9B(22%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
- 現金・現金同等物$123M
- 他の流動資産$5.2B
- 固定資産$21.1B
- 流動負債$2.4B
- 長期借入金$17.3B
- 短期借入金$217M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $25.9B
- 売上成長率
- −1.8%
- 粗利率
- 10.8%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 1.0%
- ROE
- 4.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.8B
- フリーCF
- $1.2B
- 営業CFマージン
- 6.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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