
景気敏感な事業で、配当も出す会社
自然の鉱物を採掘から加工まで一貫して扱い、用途ごとに作り分ける技術と幅広い品ぞろえが最大の強み。紙や鋳造といった成熟した用途に加え、土木や環境向けの新しい用途も開拓する。一つの市場に依存せず、鉱物の加工という地味だが代えのきかない領域に根を張る専業の立ち位置にいる。
石灰石や粘土といった自然の鉱物を加工し、用途に合わせた特殊な素材として売るのが収益の柱。紙を白く滑らかにする充填剤、金属を鋳造する際の砂の処理材、土壌や水を遮る土木用の素材、ペットの猫砂などに使われる。鉱山から採れる原料を、付加価値の高い加工品に変えて稼ぐ。幅広い用途に分散した需要で稼ぐ構造になっている。
紙の充填剤は、印刷や紙の需要が電子化で長期に細る逆風を抱える。鋳造向けは自動車や機械の生産に連動し、景気後退で落ちる。鉱物の採掘とエネルギーには費用がかかり、高騰すれば採算を圧迫する。用途が幅広いぶん大きな成長は見込みにくく、地味な値動きになりやすい。
配当を続けながら、成熟した用途の安定収益を土台に、土木や環境向けの新しい用途へ投資する経営。買収で品揃えと地域を広げる動きも進める。原料とエネルギーの費用を管理し、用途の分散で景気の波を和らげる方針が特徴になっている。
紙や鋳造の需要と、建設や土木の動向、原料とエネルギーの費用に依存する。紙の生産や鋳造といった伝統的な用途が保たれるか、土木や環境向けの新しい用途を伸ばせるか、鉱物の採掘とエネルギーの費用を抑えられるか、そして用途の分散で特定の不振を補えるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.7B(49%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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