まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
支店も渉外担当も置かず、提携先からの紹介と自動化された処理だけで顧客を集める銀行は珍しい。融資に決済処理、保険、給与計算まで同じ窓口で売るため、預金と貸出だけの地方銀行とは収入の出どころの数がそもそも違う。
起点は融資そのものではなく紹介の仕組みにある。商業銀行や信用組合、会計事務所、法律事務所など数百の提携先からNewTrackerへ日々流れ込む紹介を、支店を持たない担当者が引き取る。政府保証の付いたSBA 7(a)融資を組成して保証部分を売る差益と、決済処理や保険、給与計算の手数料を重ねて収入にする。
新規顧客の入口がNewTrackerという単一の経路に寄っており、提携先からの紹介が細れば獲得そのものが止まりかねない。景気が悪化すれば中小企業の焦げ付きが増え、組成した融資を売る際の値付けも市場次第で振れる。
経営の重心は店舗網の拡大ではなく、提携先の開拓と処理の速さの改善に置かれている。融資、決済、保険、給与計算の各子会社をひとつの窓口へ寄せる作業を続けており、BDCから金融持株会社への転換という体制の作り替えも、この延長線上でこなしてきた。
提携先からの紹介の量と、SBA融資の制度、そして中小企業の返済力で数字が決まる。2023年に買収したNewtek Bankを通じて資金を調達するため、預金の集めやすさも直に響く。
資産 $2.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $398M(14%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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