
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
液化したガスの調達と輸送、受け入れの設備、さらに発電までを自前で組み合わせ、ガスが足りない国へ一貫して届ける点が最大の特徴。供給の一部だけを担う会社とは、踏み込みの深さが違う。液化した天然ガスを世界へ届ける会社の立ち位置にいる。
液化した天然ガスの供給が事業の柱。天然ガスをぐっと冷やして液体にし、船で運び、受け入れの設備で再び気体に戻して、ガスが足りない国や地域へ供給する。供給の契約に基づいて代金を得るほか、自前でガスを燃やす発電所を建て、電気を売る事業にも踏み込んでいる。受け入れの設備や船、発電所といった大きな設備を自前で組み合わせ、ガスの調達から発電までを一貫して担う形になっている。
巨額の借金を抱え、金利の負担と返済の重さが経営を圧迫する弱点を抱える。設備の建設は遅れがちで、費用も膨らみやすい。ガスの価格が動けば、調達と供給の差が縮む危険がある。供給先は新興の国が多く、政情や支払いの不安を抱える。設備が特定の国や契約に偏れば、その不振が直に響く。資金繰りが厳しくなれば、資産の売却を迫られる。需要や価格の見通しも読みにくい。
配当に頼らず、設備の建設と借金の返済に追われる経営。供給の契約の獲得と、設備の建設、発電の運営、重い財務の立て直しを進める。液化した天然ガスの供給が、運営の中核になっている。
ガスの需要と価格、そして巨額の設備と借金に依存する。供給先の国や地域でガスや電気の需要が保たれるか、ガスの調達の価格と供給の代金の差を確保できるか、設備に投じた巨額の借金を返していけるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $10.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $183M(2%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
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