NHTC
Natural Health Trends米州、大中華圏、東南アジア、韓国、日本、インド、欧州には自前の拠点を置き、ロシアとカザフスタンは現地業者に委ねる。米国上場でありながら重心がアジアに寄った、珍しい形の消費財会社。
店舗も広告塔も持たず、会員が知人に薦めることで商品が動く。プレミアム・ノニジュースなどの健康食品、Skindulgenceなどの化粧品、17項目以上を自宅で測る検査キットまでを自社ブランドで揃える。注文の大半は転売用ではなく、会員自身が使うための購入だ。
会員が会員を誘う仕組みは、どこか一国で直販規制の運用が変わるだけで一気に窮屈になる。製造は自社では行わず米国からアジアと欧州に散らばる受託先に預けており、供給側の混乱にも耐性がない。
2025年2月、本社をついに香港からカリフォルニア州ローリングヒルズエステーツへ移した。ただし移したのは登記と管理の機能で、売上を作る会員網はアジアに残したままにしている。
会員一人ひとりの紹介が細れば、代わりに売ってくれる販路がない。とりわけ香港子会社への注文が突出しており、同地の景気と人の出入りが数字にそのまま出る。
この会社をどう読むか
Natural Health Trendsの本社はいまカリフォルニアにあるが、注文票の大半は香港から届く。
「NHT Global」の名で健康食品や化粧品を扱い、店舗も広告も使わず会員の紹介だけで商品を動かす。しかもその注文の多くは、他人に売るためではなく会員自身が飲み、使うための購入だ。米国の会社として上場しながら、数字を動かすのは香港とアジアの会員が買い続けるかどうかで、消費財株としては珍しい読み方を要求される。
バランスシート (要約)
資産 $38M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $23M(61%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
- 現金・現金同等物$7M
- 他の流動資産$27M
- 固定資産$4M
- 流動負債$14M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $40M
- 売上成長率
- −7.4%
- 粗利率
- 73.5%
- 営業利益率
- −4.5%
- 純利益率
- −2.2%
- ROE
- −3.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- −$6M
- 営業CFマージン
- −15.1%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
- 配当総額(年間)
- $9M
- 配当性向
- —
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