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NextNRGクリーンエネルギーの新興企業の多くが増資だけで研究開発を続けるのに対し、この会社は既に回っている給油事業の現金を投資の原資にできる。裏返せば、本業がガソリン配送であることは、脱炭素を掲げる将来像と正面から噛み合わない。
燃料を積んだトラックの車列が顧客の駐車場を回り、停まっている社用車やトラックに直接給油する。売上のほとんどはこの配送と燃料代から生まれる。太陽光と蓄電池をAIで制御する小型電力網は商業施設や学校、病院に建てて電力購入契約で長く回収する構想で、収入はこれからの話にとどまる。
移動給油は利幅の薄い配送業に近く、燃料相場と稼働率の振れを直に受ける。電力網と無線EV充電はフロリダ国際大学から独占実施権を得た7件の特許が土台だが、商用機はまだ形になっておらず、資金だけが先に減っていく局面が続きうる。
トラック網の拡大と電力網の建設を同時に走らせているが、資本はどちらにも足りていない。Stat-EI買収で得た特許を実際に売れる製品へ変える速度が、経営の巧拙を決める。
稼働するトラックの台数と燃料の値動きが、いまの売上をほぼ決める。電力網側は建設費が先に出ていく段階なので、給油で入ってくる現金の厚みが投資の速度をそのまま制限する。
この会社をどう読むか
顧客の駐車場に燃料を積んだトラックが来て、停まったままの社用車へ順番に給油していく。NextNRGの売上の大半は、この「動く給油所」という地味な配送業から出ている。
ところが会社が語る将来像は、AIで制御する小型電力網と走行中に無線で充電するEVのほうだ。フロリダ国際大学から独占実施権を得た特許群を土台に、ガソリンを運んで稼いだ現金をガソリンを不要にする技術へ注ぎ込もうとしている。
バランスシート (要約)
資産 $11M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$384K
- 他の流動資産$3M
- 固定資産$8M
- 流動負債$28M
- 長期借入金$4M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $82M
- 売上成長率
- 194.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −85.8%
- 純利益率
- −104.8%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$14M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −17.7%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $428K
- 配当性向
- —
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