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強み

検査キットと検体採取キットという性格の違う二つを同じ会社が持ち、片方が細ればもう片方で補える構えを取る。買収したBioMedomicsのSickleSCANで、その場で結果が出る検査を鎌状赤血球症にも広げた。

成長ドライバー

柱の一つはHIVやC型肝炎、梅毒を唾液や口腔粘膜でその場で調べる検査キットで、代表製品のOraQuickは市販でも売られている。もう一つは臨床検査所や製薬会社が使う検体の採取・保存の道具だ。

リスク

感染症が流行れば検査需要は膨らむが、収まればその反動で売上が落ちる。新しい製品が育つまでの間は、主力のHIV検査への偏りがそのまま業績の振れ幅になる。

経営の癖

買収で製品の幅を足しながら、新しい検査キットのFDA申請を並べて進める。一つの感染症に売上を預けない形へ組み替えることを最優先にしている。

読みの軸

感染症の検査需要と、研究機関や製薬会社が検体採取に割く予算の両方に乗っている。2025年12月にはクラミジア・淋菌の自己検査と自宅用の採尿キットをFDAへ申請しており、その審査結果が次の製品構成を決める。

この会社をどう読むか

OraSure Technologiesの検査キットを買うのは病院だけではなく、自宅で結果を知りたい消費者も、検体を集めたい製薬会社も並んでいる。

2025年11月には鎌状赤血球症をその場で判定するSickleSCANを持つBioMedomicsを買った。翌12月にはクラミジア・淋菌の自己検査と自宅用の採尿キットをFDAへ申請している。長くHIV検査に支えられてきた会社が、頼る病気を増やす段階に入った。

バランスシート (要約)

資産 $403M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $341M(85%)。

財務状態スコア
B赤字先行

本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約4年分

資産 (合計)
$403M前期比 −15.9%
2,729位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$199M
  • 他の流動資産$63M
  • 固定資産$141M
負債 (合計)
$62M前期比 −10.1%
3,205位 / 4,239社
  • 流動負債$40M
純資産
$341M前期比 −16.9%
2,121位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
83%
2022
82%
2023
89%
2024
86%
2025
85%

この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。

収益性 (TTM)

売上高
$115M
2,443位 / 3,391社
売上成長率
−38.1%
粗利率
41.9%
営業利益率
−62.6%
純利益率
−59.8%
ROE
−20.2%
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
−$49M
3,685位 / 4,104社
フリーCF
−$53M
2,818位 / 3,300社
営業CFマージン
−42.6%
現金ランウェイ
約4年
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — OraSure Technologies の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。