
売上が高い成長を続けている会社
配電盤を建物ごと一体で作り込む一貫の製造力と、爆発の危険がある現場で鍛えた安全の実績が最大の強み。電化とデータセンターの波は、電気の入り口を作る同社の受注に直結する。半世紀を超える家族的経営の堅実さで、追い風を確実に拾う老舗の立ち位置にいる。
発電した電気を施設内に安全に配る配電盤や遮断器を、建物ごと一体で設計製造する受配電設備が収益の柱。石油化学とガスの巨大プラントで鍛えた大型案件の実績を土台に、データセンターや送電網向けの受注が急増している。据え付け後の保守と部品も続く。受注残を着実に製造へ変えて稼ぐ構造になっている。
データセンター投資の一服は、急増した受注の反動を生む。大型案件は設計変更や資材の高騰で利幅が削られやすい。祖業の石油化学は油価の波に振られる。受注の期ずれは四半期の業績を大きく揺らし、高まった期待は減速に敏感になる。
半世紀の連続配当を守りながら、利益を工場の増強と人材に再投資する経営。無借金級の財務で大型案件の運転資金に耐える。受注の選別と納期の規律を守り、能力以上に風呂敷を広げない方針が特徴になっている。
電力インフラの投資と、受注の消化、生産能力の拡張に依存する。データセンターと送電網の投資が大型受注を生み続けるか、積み上がった受注残を納期と採算を守ってこなせるか、工場の増強が間に合うか、そして祖業の石油ガス向けの波が支えるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $641M(58%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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