
RCKY
Rocky BrandsMuckやXTRATUF、Durango、Georgia Bootと、用途ごとに性格の異なる看板を束ねる。Michelinの名を借りたライセンス品まで並ぶ。一つのブランドで全用途を賄う靴メーカーとは、棚の作り方から異なる。
販売は3つの経路に分かれる。軸になるのは、小売店や量販店、通販に卸すWholesaleだ。Amazonやトラクター・サプライ、ブーツ・バーンといった大口の取引先へ、用途ごとに看板を替えた靴を納める。自社の直営店や通販で売るRetailと、米軍のブーツ契約やプライベートブランドの入札で稼ぐContract Manufacturingが、これを補う。
景気が冷えて働く人や屋外の消費者の買い替えが鈍ると、主力のWholesaleの発注がまず細る。米軍やプライベートブランドとの契約は入札で決まるため、落札できるかどうかで収入が年ごとに振れる。輸入に頼る調達は、関税や物流の混乱にも弱い。
配当を続けながら、大口取引先ごとの営業体制の整備と、入札案件の獲得、ブランドごとの在庫と価格帯の管理に経営の重心を置く。
売上の増減は大口の卸先がどれだけ発注するかで決まり、そこに原材料や輸入コストの動きが乗る。米軍などの入札案件を実際に落札できるかも、年ごとの振れ幅を作る。
この会社をどう読むか
Rocky Brandsの営業は、Amazonやブーツ・バーン、トラクター・サプライといった具体的な大口の卸先を軸に組まれている。売る靴は一枚看板ではない。仕事、屋外、西部、軍用など六つの用途ごとに看板を替え、価格も$45から$680まで幅がある。
卸のほかに、米軍のブーツ契約や他社ブランドの受託生産という経路も持つ。こちらは入札に勝てるかどうかで、収入が年ごとに振れる。原材料の多くを輸入に頼るため、関税や物流の混乱がそのまま仕入れ値を押し上げる。
バランスシート (要約)
資産 $477M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $252M(53%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$268M
- 固定資産$207M
- 流動負債$96M
- 長期借入金$114M
- 短期借入金$8M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $482M
- 売上成長率
- 6.2%
- 粗利率
- 40.9%
- 営業利益率
- 7.7%
- 純利益率
- 4.6%
- ROE
- 8.8%
- ROIC
- 7.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $16M
- フリーCF
- $10M
- 営業CFマージン
- 3.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $5M
- 配当性向
- 20.8%
RCKY の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…