安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
汎用品を大量に流すのではなく、量が出ないために他社が降りた部品を拾って作り続ける。事業を売った後もDirectMedへの独占供給という形で、部品供給者としての席だけは残した。
主力は大電力を扱う管や高周波部品、画像診断機器向けの管など、量が出ないために大手が引いた特殊部品だ。米イリノイ州LaFoxや独Donaueschingenの自社工場と提携工場で作り、客の機器に合わせた設計相談でも対価を得る。
特殊部品はそれぞれの需要が小さく、産業の設備投資が細ればすぐ注文が減る。在庫を厚めに持つ商売なので、読み違えれば評価損として跳ね返る。
儲けの薄い事業は売り、その先の供給契約だけを握って身軽になる判断を下してきた。在庫と工場をどこまで抱えるかに手間が集まる経営で、株主への配当は途切れさせていない。
ヘルスケア事業を手放した後もDirectMedへ修理済みのシーメンス製CT用X線管を10年間独占供給する契約が残り、この一本が売上を支える。産業向けには中国で作って米国へ運ぶ製品があり、関税の動きも収益に響く。
資産 $202M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $164M(81%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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