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Richardson Electronics汎用品を大量に流すのではなく、量が出ないために他社が降りた部品を拾って作り続ける。事業を売った後もDirectMedへの独占供給という形で、部品供給者としての席だけは残した。
主力は大電力を扱う管や高周波部品、画像診断機器向けの管など、量が出ないために大手が引いた特殊部品だ。米イリノイ州LaFoxや独Donaueschingenの自社工場と提携工場で作り、客の機器に合わせた設計相談でも対価を得る。
特殊部品はそれぞれの需要が小さく、産業の設備投資が細ればすぐ注文が減る。在庫を厚めに持つ商売なので、読み違えれば評価損として跳ね返る。
儲けの薄い事業は売り、その先の供給契約だけを握って身軽になる判断を下してきた。在庫と工場をどこまで抱えるかに手間が集まる経営で、株主への配当は途切れさせていない。
ヘルスケア事業を手放した後もDirectMedへ修理済みのシーメンス製CT用X線管を10年間独占供給する契約が残り、この一本が売上を支える。産業向けには中国で作って米国へ運ぶ製品があり、関税の動きも収益に響く。
この会社をどう読むか
2025年1月、Richardson Electronicsはヘルスケア事業の大半をDirectMed Imagingへ売り渡した。ただし修理済みのシーメンス製CT用X線管を10年間独占供給する契約は手元に残している。
産業・医療・放送向けの特殊な真空管や高周波部品は、量が出ないために大手が降りた領域だ。古い機器の保守部品まで抱える分、注文の増減だけでなく在庫の目利きが利益を決める。
バランスシート (要約)
資産 $202M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $164M(81%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$32M
- 他の流動資産$141M
- 固定資産$29M
- 流動負債$36M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $229M
- 売上成長率
- 9.4%
- 粗利率
- 31.2%
- 営業利益率
- 2.8%
- 純利益率
- 2.8%
- ROE
- 3.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $762K
- フリーCF
- −$4M
- 営業CFマージン
- 0.3%
- 現金ランウェイ
- 約9年
配当
- 配当総額(年間)
- $3M
- 配当性向
- 53.9%
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