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Rocky Mountain Chocolate Factory直営で店を構えるのではなく、加盟店網に卸すことで規模を作る点が、直営中心の菓子ブランドとは組み立てが違う。キャラメルアップルなどを店内でその場で作って見せる演出を、ほぼ全店の標準にしている。
自社工場で作ったチョコレートを加盟店とライセンス店に卸す売上が、全体の76%を占める。加盟金とロイヤルティが19%、直営店の店頭売上は5%にすぎない。作る側とブランドを貸す側の二つの顔で稼ぎ、店頭に立つ役はほぼ受け持たない。
加盟店が1店閉めると、卸売上とロイヤルティが同時に消える二重の痛手になる。原料高は加盟店の採算を削り、閉店を後押ししかねない。多角化で抱えた冷凍ヨーグルト事業は2023年に売却しており、いまは本業へ絞り直す途中にある。
冷凍ヨーグルト事業を手放して間口を狭め、チョコレートの本業へ経営資源を戻した。ダーランゴ工場の効率化と、痩せた加盟店網の立て直しが、いまの経営の焦点になる。
加盟店が新しく店を出し続けるか、既存店の客足が保てるかで卸す量が決まる。カカオや砂糖の相場と、加盟店が入る商業施設の集客力も効いてくる。
この会社をどう読むか
Rocky Mountain Chocolate Factoryと聞いて浮かぶチョコレート店の店先は、その大半が同社自身のものではない。
1981年にコロラド州ダーランゴで生まれた同社は、いまも自社工場でチョコレートを作り続けている。だが260ある店舗のうち直営はわずか2店で、残りは加盟店とライセンス店だ。収入の実態は菓子の卸売とロイヤルティに近く、目の前で作って見せる演出だけを標準化して、運営そのものは他人に委ねている。
バランスシート (要約)
資産 $20M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(26%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$1M
- 他の流動資産$8M
- 固定資産$11M
- 流動負債$7M
- 長期借入金$7M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $27M
- 売上成長率
- −7.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −13.0%
- 純利益率
- −16.6%
- ROE
- −87.2%
- ROIC
- −24.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2M
- フリーCF
- −$2M
- 営業CFマージン
- −6.6%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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