SERA
Sera Prognosticsタンパク質の測定と情報解析を組み合わせ、症状が出る前の妊婦から兆しを拾うことに賭けている。診断の対象を女性の健康、それも妊娠期の一点に絞り込んでいるところが同業と違う。
病院や検査機関を通じて血液検査を提供し、1件ごとの検査料を受け取る。実際に支払うのは多くの場合が保険者で、給付の対象と認められるかどうかで手取りが変わる。
給付の対象化が進まないと、検査は自費のまま普及が頭打ちになる。売上が小さいうちは臨床試験と営業の費用がそのまま赤字として残り、資金調達を繰り返すことになる。
資金の使い道は臨床データの積み上げと保険適用の交渉にほぼ限られ、事業の幅を広げる動きは見えない。検査が給付の対象に入るまで赤字を続ける前提の経営で、手元資金の残量が時間切れを決める。
産科医が日々の診療にこの検査を組み込むか、そして保険会社が費用を払うと認めるかで普及の速さが決まる。それを説得する材料は、臨床試験で積み上げたデータしかない。
この会社をどう読むか
産科医が早産の危険を見立てるとき、頼りにするのは過去の出産歴と問診が中心になる。ところがこの方法は、単胎の自然な早産の81%を取りこぼすとされる。Sera Prognosticsが売り込んでいるのは、その空白を血液検査で埋めるという提案だ。
同社の検査は妊婦の血液からタンパク質を測り、早産の起きやすさを数値にして返す。医師が早めに手を打てれば母子の負担は減るという理屈だが、新しい検査であるだけに、保険が費用を認め、産科医が日常の手順に組み込むまでには時間がかかる。
バランスシート (要約)
資産 $102M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $75M(74%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$37M
- 固定資産$61M
- 流動負債$24M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $81K
- 売上成長率
- 5.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −42.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$26M
- フリーCF
- −$26M
- 営業CFマージン
- −31633.3%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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