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Seven Hills Realty Trust完成した建物を持って家賃を得るのではなく、まだ価値の固まっていない不動産へ数年単位の橋渡し資金を出す。融資条件は借り手ごとの事業計画に合わせて一件ずつ組み立てる。
事務所や集合住宅などの改修・入居中の商業不動産に、$15M から $75M の変動金利の第一抵当権付き融資を組む。2025年末の残高は24件で、融資枠の合計は $724.5M、加重平均の利回りは7.92%。金利はSOFRに連動するため、市場金利が上がれば受け取る利息も増える。
担保にした不動産の改修や入居が計画どおり進まなければ、貸し倒れの危険が高まる。金利が急に下がれば、変動金利の融資から得る利息も目減りする。融資は24件しかなく、一件の焦げ付きが数字に響きやすい。
融資額を担保価値の75%以下に抑え、保証人への追及を限定する非遡及型の契約を基本に据える。貸し倒れを防ぐ側の設計に手間をかけ、件数を無理に増やさない。本社はマサチューセッツ州ニュートン。
借り手の再開発計画が予定どおり進み、完成後の借り換えや売却で返ってくるかどうかで成否が決まる。REITの税制優遇を保つには利益の大半を配当に回す必要があり、手元に積み上がる資金は薄い。
この会社をどう読むか
Seven Hills Realty Trustは不動産会社と名乗るが、建物を持って家賃を集めているわけではない。実際にやっているのは、改修中や入居募集中でまだ価値が固まっていない商業不動産に、数年で完済させる短めのお金を貸すことだ。
2025年末時点の融資は24件で、平均の利回りは7.92%。この利回りの高さは、貸し倒れの危険と裏表の関係にある。担保の75%以下しか貸さないという歯止めを掛けながら、借り手の再開発計画が完走するかどうかに賭ける商売だ。
バランスシート (要約)
資産 $821M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $329M(40%)。
おおむね健全。同業の平均並みの水準
- 現金・現金同等物$123M
この判定で見た指標: 自己資本比率。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $29M
- 売上成長率
- −16.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 52.5%
- ROE
- 4.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $15M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 51.2%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $19M
- 配当性向
- 122.0%
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