配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
供給の限られたカナダ都市部に厚い物件を持つ、米国大手にない地理の構成が最大の強み。運営の内製と看板の統一で、群雄割拠の業界の中で質をそろえる。大手四強の寡占の外で、買い増しの余地を広く残した新参の立ち位置にいる。
米国の成長都市とカナダの主要都市に持つセルフストレージの月額賃料が収益の柱。引っ越しや住み替え、家業の在庫置き場といった生活の保管需要を受ける。第三者の倉庫の運営受託や、保管品の保険販売も収入に加わる。新参の上場で得た資金で物件を買い増し、賃料の改定で稼ぐ構造になっている。
住宅市場の凍結は引っ越しという需要の源を細らせる。米国の供給過剰地域では賃料の競争が続く。上場の歴史が浅く、実績の蓄積不足が評価の振れを生む。金利上昇は買い増しの採算と配当の評価を同時に締める。
配当を払いながら、上場資金で物件の買い増しと運営受託の拡大を進める経営。賃料の改定と費用の管理で既存物件の収益を磨く。カナダと米国南部への集中という地理の規律が特徴になっている。
保管需要と、買い増しの継続、カナダ市場の動向に依存する。住宅の移動と都市の人口増が新規契約を生むか、上場で得た資金力で物件を妥当な値段で集められるか、供給の少ないカナダ市場の優位が続くか、そして金利が配当株の評価を圧迫しすぎないかが、業績と配当を左右する大きな前提になる。
資産 $2.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(49%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
読み込み中…