STWD
Starwood Property Trust著名な不動産投資会社の運用基盤を背景に、融資から物件保有、ローン管理まで多角的に手がける点が強み。単一の融資に偏らず、賃貸不動産やインフラ融資、サービシングが収益を分散させる。不動産の目利きを生かして担保を選別し、高い配当を維持してきた、商業用不動産金融の大手の立ち位置にいる。
オフィスやホテル、集合住宅などの商業用不動産に対する貸付(ローン)の利息収入が収益の柱。物件を担保に取り、開発や取得の資金を貸す。これに、自ら保有する賃貸不動産や、インフラ向けの融資、ローンの管理代行(サービシング)事業が加わる。借入も使って融資の規模を広げ、利ざやと利息で稼ぐ「モーゲージREIT」の構造になっている。
商業用不動産の市況が悪化すると、借り手の返済が滞り貸し倒れが膨らむ。とくにオフィスは在宅勤務の逆風で担保価値が下がりやすい。借入を使うため、金利の急変や資金調達の混乱は利ざやと財務を直撃する。不動産不況と金融の引き締めが重なる局面が、最も苦しいシナリオになる。
高い配当の維持を重視しつつ、融資先の選別と、事業の分散、借入の管理に力を入れる経営。商業用不動産ローンを軸に、物件保有やインフラ融資、ローン管理へ分散してリスクを和らげ、不動産の目利きで貸し倒れを抑えながら、利息収入を配当として還元する方針が特徴になっている。
商業用不動産の市況と、借り手の返済、金利の環境に依存する。貸した先の不動産の価値と収益が保たれ返済が続くか、金利と調達コストの差(利ざや)を確保できるか、新しい融資先を確保できるか、そして借入を安定して続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。不動産市況が信用の土台になる。
バランスシート (要約)
資産 $63.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.8B(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$499M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.8B
- 売上成長率
- −5.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 22.3%
- ROE
- 6.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $978M
- フリーCF
- $99M
- 営業CFマージン
- 53.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $669M
- 配当性向
- 162.5%
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