
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
建てて貸すだけの不動産会社ではなく、広大な未開発地を抱えたまま農業と鉱物で食いつなぎ、数十年かけて開発の権利を育てる時間軸で動いている。
州間高速道路5号線をまたぐ自社団地Tejon Ranch Commerce Centerの賃料が稼ぎの中心で、IKEAやDollar Generalが入居する。ほかに鉱物の権利使用料、アーモンドとピスタチオの農業、牧畜も収入になる。
住宅開発Centennialは2019年の郡承認が住民訴訟で覆され、2025年9月に裁判所が取り消しの令状を出した。同年12月にロサンゼルス郡が承認を正式に引っ込め、同社は再許認可を一からやり直している。
開発の順番や合弁の組み方を、市況と訴訟の進み具合を見ながら決める土地資産の運用に近い経営。2025年には初の集合住宅Terra Vista at Tejonの入居が始まり、賃貸住宅を新しい区分として切り出した。
産業・商業用地の稼働と新規リース、そして住宅開発の許認可の進み具合で先行きが決まる。用地そのものはほぼ埋まっており、伸びしろは開発の側にしか残っていない。
資産 $630M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $475M(75%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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