TRUG
TruGolf Holdings打席を並べるだけの業者と違い、球の弾道を測る技術とコースを描くソフトを自社で両方持つ。1999年にマイクロソフトへ売られたAccess Softwareから分かれた開発チームが、その源流にある。
発射計測器APOGEEやシミュレーター筐体の販売と、コースを再現するソフトE6 CONNECT、E6 GOLFの使用料を組み合わせて稼ぐ。筐体は家庭向けの小型から商業施設向けの特注まで幅がある。
計測器も筐体も安くはなく、家計や店舗の設備投資が冷え込めば新規の導入がまず止まる。北米の市場は2030年まで年9%の成長が見込まれる分だけ新規参入も多く、価格と精度の両方で削り合いになる。
発射計測器の精度と、次世代ソフトE6 GOLFの普及を当面の中心に据える。室内ゴルフ店をフランチャイズで広げる構想も温めているが、まだ立ち上げの段階にある。
家庭や商業施設が高額な計測器と筐体を買う気になるかどうかで、一年の売上が動く。米国のシミュレーター・スクリーンゴルフ参加者は2025年に920万人まで増えており、この伸びが続くかで受注が決まる。
この会社をどう読むか
1999年、マイクロソフトがゴルフゲームLinksの開発元Access Softwareを買った。そのとき外へ出た弾道計算とグラフィックスの技術者たちが集まってできたのが、この会社である。
以来、球を打つと画面のコースを回れる計測器と筐体、ソフトを売る商売へ育ち、2024年にSPACとの統合で上場した。ゲーム会社の血筋は、いまも弾道計算とコース描写という商品の核に残っている。
バランスシート (要約)
資産 $20M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(21%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約5年分
- 現金・現金同等物$10M
- 他の流動資産$5M
- 固定資産$5M
- 流動負債$14M
- 長期借入金$3M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $19M
- 売上成長率
- −13.6%
- 粗利率
- 50.4%
- 営業利益率
- −32.3%
- 純利益率
- −80.7%
- ROE
- −354.1%
- ROIC
- −67.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2M
- フリーCF
- −$2M
- 営業CFマージン
- −9.0%
- 現金ランウェイ
- 約5年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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