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Unity Software同じエンジンが自動車の設計や建築・製造業の3D表示にも売られ、ゲーム専業のライバルにはない裾野を作っている。作る道具と広告の配信網という性格の違う二つを、一社で同時に回している点も珍しい。
作り手が使う制作エンジンの利用料と、出来上がったアプリに広告を差し込む配信網の二本立てで稼ぐ。広告のほうは自社エンジンで作られていないアプリにも売れるため、エンジンの外側にも稼ぎ場所がある。
利用料の体系を急に変えて作り手の反発を招いた過去があり、信頼が揺らげば競合エンジンへの流出が始まる。広告市場が冷えれば、エンジンが好調でももう半分の稼ぎが沈む。
上場以来GAAPの赤字が続いており、費用を抑えて黒字に近づけることが当面の主題になる。エンジンの新機能と広告基盤の作り直しに人手を割きつつ、配信先の各社や通信事業者との提携で届く範囲を広げている。
作り手がアンリアルエンジンなどに乗り換えず、このエンジンを使い続けてくれるかが第一の条件になる。もう一方の広告は、景気で上下するアプリ内広告の単価にそのまま業績が引っ張られる。
この会社をどう読むか
Unity Software と聞くとゲーム会社に見えるが、同じエンジンは自動車メーカーや建築設計の現場でも動いている。
作り手に貸す制作エンジンと、出来上がったアプリに広告を差し込む配信網、この二つで稼ぐ会社だ。広告は他社のエンジンで作られたアプリにも入れられるので、ゲーム市場の外にも足場がある。ただし土台は作り手の信頼で、利用料の体系を急に変えて反発を浴びた記憶はまだ新しい。上場以来の赤字を埋めながら、その信頼を壊さずに使い道を広げられるかが試されている。
バランスシート (要約)
資産 $6.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.2B(47%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$2.1B
- 他の流動資産$757M
- 固定資産$4B
- 流動負債$1.5B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.8B
- 売上成長率
- 2.0%
- 粗利率
- 74.2%
- 営業利益率
- −25.9%
- 純利益率
- −21.8%
- ROE
- −12.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $423M
- フリーCF
- $404M
- 営業CFマージン
- 22.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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