UP
Wheels Up Experience自社機とチャーター運航会社を組み合わせ、会員制の定額に近い仕組みで私的な空の移動を提供する点が特徴。Delta Air Linesとの提携により、商用便との乗り継ぎも見据えたサービスを打ち出している。
会員が飛行機を使うたびに支払う運賃が収益の柱。会員は将来の飛行費用を前払いする仕組みで資金を積み立て、そこから飛行のたびに引き出す形で利用する。自社の保有機と、提携する多数のチャーター運航会社を組み合わせて便を用意し、会員以外の単発利用にも対応する。会員登録の会費収入も加わる。
景気が悪化すると、企業や富裕層が私的な空の移動を控えて会員の利用が落ち込みやすい。燃料費の高騰は費用を押し上げる。安全性に関わる事故やトラブルが起きると、会員の信頼が大きく損なわれる。提携するチャーター運航会社を十分に確保できないと、便の提供が滞る弱点もある。
配当を出さず、会員基盤の立て直しと運航コストの効率化に重きを置く経営。事業の立て直しを進めながら、会員数の確保と収益性の改善を優先する方針が特徴になっている。
富裕層や企業の私的な空の移動需要と、燃料費、そしてDelta Air Linesとの提携関係に依存する。会員が飛行機をどれだけ使い続けるか、チャーター機を安定して確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $969M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$134M
- 他の流動資産$115M
- 固定資産$719M
- 流動負債$908M
- 長期借入金$316M
- 短期借入金$19M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $736M
- 売上成長率
- −7.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −27.6%
- 純利益率
- −39.9%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$166M
- フリーCF
- −$260M
- 営業CFマージン
- −22.6%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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