まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
同業の多くが鉱石を掘り出して運ぶのに対し、Ur-Energyは地層に液を通して溶け出したウランだけを汲み上げる。地面をほとんど掘り返さない代わり、地質のばらつきがそのまま回収量の読みにくさになる。
主力鉱区Lost Creekで採ったウランを、電力会社と結んだ複数年の供給契約で売る。契約済みの引き渡し数量は2033年まで積み上がっており、相場が良い時期には契約外の量を市場で追加して売る。
増設中のShirley Basin鉱区の立ち上がりが遅れれば、2033年まで積み上がった引き渡し予定量を自社の生産だけでは埋められなくなる。ウラン価格の急落も収益を直撃する。
新鉱区の建設と既存鉱区の増産を同時に走らせている段階で、手元資金の使い道は生産設備に向く。株主への還元より、契約した数量を届けられる体制づくりが先に来る。
収益の振れ幅を決めるのはウラン相場だが、足元ではLost Creekの増産ペースのほうが効く。2025年12月には風速100マイルを超える嵐で送電線の柱がおよそ30本倒れ、現場が数日間止まった。
資産 $272M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $77M(28%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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