景気敏感な事業で、配当も出す会社
重くて運べない石灰の性質ゆえの地域独占と、無借金で現金を積み上げる財務の純度が最大の強み。値上げが通りやすい寡占の構造は、驚異的な利益率として表れている。話題にならない白い粉で静かに複利を積む、知る人ぞ知る優良の立ち位置にいる。
石灰石を採掘し、窯で焼いて生石灰や消石灰に加工して売る事業が収益のほぼすべてになる。建設の地盤改良、鉄鋼、水処理、排ガスの中和など用途は幅広い。石灰は重くて運賃がかさむため、窯を持つ地域では事実上の独占になる。テキサスの建設需要を土台に、値上げと数量で稼ぐ構造になっている。
建設の冷え込みは石灰の数量を直撃する。テキサス周辺への集中は地域の景気から逃げられない。窯の燃料費の急騰は利幅を削る。鉱区の寿命と環境規制は長期の宿題であり続ける。
小さな普通配当に特別配当を重ねる還元の経営。無借金を貫き、現金は窯の更新と鉱区の追加に充てる。派手な拡大を避け、独占の地盤を守る方針が特徴になっている。
テキサスの建設と工業の活動、値上げの浸透、燃料コストに依存する。道路と宅地の造成が地盤改良用の石灰を使い続けるか、鉄鋼と環境用途の需要が保たれるか、値上げが受け入れられるか、そして窯を焚く天然ガスのコストを吸収できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $681M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $631M(93%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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