VS
Versus Systems自社でアプリもイベントも抱えず、他社のスタジアムや配信画面に参加の仕掛けだけを差し込む。2021年に買ったXcite Interactiveが持っていたプロスポーツとの縁が、その入口になっている。
NFLやNBAの球団に、観客がトリビアや投票で賞品を狙える仕組みを納めてきた。2025年の最大の顧客は球団ではなくASPIS Cyber Technologiesで、使用の有無を問わず月$165,000を受け取っている。
収入の柱が本業の観客参加ではなく身内へのライセンス料だという形は、契約が切れた瞬間に売上の大半が消えることを意味する。ブラジルはまだ商談の段階で、代わりの受け皿にはなっていない。
少人数のまま、ブラジル開拓とASPISとの関係維持に力を寄せている。認められたばかりのAI関連の特許請求項を将来の貸出材料として温めており、自分で市場を作るより技術を貸す側へ傾いている。
2025年末の実稼働顧客は4社しかない。ASPISとの12か月契約が更新されるか、開拓中のブラジルで最初の契約を取れるかで、翌期の姿は大きく変わる。
この会社をどう読むか
テキサス・レンジャーズやサンノゼ・シャークスの会場で使われる観客参加ゲーム。そう紹介されることの多い会社だが、2025年に売上を支えたのはスポーツではない。4月に結んだ技術ライセンス契約が、使用の有無を問わず月$165,000を生んでいる。
相手のASPIS Cyber Technologiesは同社の大株主でもあり、身内向けの単一事業で食いつないでいる。実稼働顧客は2025年末で4社。ブラジルのサッカークラブや興行主との話は進んでいるが、契約はまだこれからだ。
バランスシート (要約)
資産 $2M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10M(100%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$527K
- 他の流動資産$925K
- 固定資産$609K
- 流動負債$143K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2M
- 売上成長率
- 3711.3%
- 粗利率
- 99.2%
- 営業利益率
- −99.0%
- 純利益率
- −82.1%
- ROE
- −17.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −94.0%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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