WEAV
Weave Communications90を超える診療管理ソフトと接続できるため、診療所は既に使っているカルテや予約台帳を捨てずに導入できる。20年近く小規模診療所だけを相手にしてきた蓄積が、AIによる自動応対の精度の土台になっている。
自社で持つ電話交換の仕組みが土台で、診療所の代表番号をそのまま預かる。その上に予約のリマインドや決済、口コミ管理といった機能を重ね、使う機能が増えるほど一契約あたりの月額が積み上がる。
顧客は費用に敏感な小規模事業者が多く、景気が悪くなると真っ先に見直される類の支出にあたる。電話だけ、口コミだけを扱う単機能の競合が数多く、値段で削られる場面も多い。
契約数を増やす動きと、既にいる顧客に決済など追加の機能を広げる動きを並行させる。大病院向けには手を伸ばさず、小規模診療所という土俵を動かさない。
顧客は歯科、眼科、動物病院、そして29の診療科を束ねた専門医療の四分野に限られており、この層の解約率が事業の体温そのものになる。決済をどれだけ使ってもらえるかが、一契約あたりの単価を押し上げる二本目の道になる。
この会社をどう読むか
Weaveが向き合っているのは患者ではなく、診療所の受付に鳴る電話だ。
歯科医院や動物病院は専任のIT担当を置けないため、電話とテキスト、予約管理、支払いが別々の道具に散らばりやすい。それを一つの画面に集め、90を超える診療管理ソフトとつなぐことで乗り換えの手間を消し、20年近く貯めた診療所とのやり取りをAIの自動応対に回している。
バランスシート (要約)
資産 $208M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $82M(40%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$55M
- 他の流動資産$50M
- 固定資産$103M
- 流動負債$85M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $239M
- 売上成長率
- 17.0%
- 粗利率
- 72.1%
- 営業利益率
- −12.8%
- 純利益率
- −11.7%
- ROE
- −34.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $18M
- フリーCF
- $15M
- 営業CFマージン
- 7.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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