WKSP
Worksport荷台カバーという定番の品に太陽光発電と蓄電を組み込み、車外で電気を使える電源へと作り替えた。霜取り運転そのものを不要にしたヒートポンプにも子会社経由で手を出しており、自動車部品メーカーの枠に収まらない。
布と樹脂のソフトカバー、金属のハードカバーという2種類の荷台カバーを二つの事業部門として作り分け、提携ディーラー網を通じて売る。2025年には子会社テラビス・エナジーが、摂氏マイナス49度相当まで動くヒートポンプを発表し、新しい柱に育てようとしている。
2025年3月には株価の低迷でナスダック上場基準を満たすため1対10の株式併合に踏み切った。荷台カバー自体は他社との価格競争が激しく、太陽光と蓄電を組み合わせた新製品もまだ市場に出たばかりで売れ行きは未知数だ。資金はワラントの行使と小口の売り出しでつないでおり、発行済み株数はそのたびに増える。
販路を広げる速さと、それを支える資金の細さが釣り合っていない。2025年にディーラー網を一気に6倍近くまで伸ばす一方、原資は既存株主の持ち分を削る形で調達し続けている。
稼ぎの本体はいまも荷台カバーで、小型トラックの販売と、それを並べてくれるディーラー網の広さが数字を決める。新製品を量産に乗せるまでの費用は、ワラントの行使や小口の増資でつないでいる。
この会社をどう読むか
Worksportはトラック用の荷台カバーを作る会社に見えるが、2025年の実態はむしろ太陽光発電と蓄電池を組み込んだ野外用電源メーカーへの脱皮を急ぐ姿だ。
荷台カバー事業はソフトとハードの2部門に分かれ、提携ディーラー網は2025年に550か所超まで広がった。同時に子会社テラビス・エナジーが、霜取り運転のいらないヒートポンプを仕上げつつある。2025年3月にはナスダックの株価基準を満たすため、1対10の株式併合にも踏み切った。
バランスシート (要約)
資産 $31M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $23M(74%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$6M
- 他の流動資産$11M
- 固定資産$14M
- 流動負債$7M
- 長期借入金$3M
- 短期借入金$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $16M
- 売上成長率
- 89.8%
- 粗利率
- 27.8%
- 営業利益率
- −116.8%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- −58.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$17M
- フリーCF
- −$18M
- 営業CFマージン
- −107.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
WKSP の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…