景気敏感な事業で、配当も出す会社
ガスの小型ボンベや消火器という、規制と安全の壁に守られた定番品の寡占が最大の強み。ホームセンターの棚を長年押さえたブランドは入れ替えられにくい。鉄鋼の会社から生活用品の会社へ純化した、転身後の身軽さの立ち位置にいる。
キャンプ用の小型ガスボンベ、家庭の消火器、ヘリウムの風船ボンベ、車庫の工具棚といった金属の生活用品の製造販売が収益の柱。建物の暖房用タンクや配管部品も手がける。鉄鋼加工の祖業は合弁と分離で切り出した。ホームセンターの棚の定番ブランドで稼ぐ構造になっている。
家庭の消費の冷え込みは、余暇と修繕の金物を直撃する。鋼材の急騰に転嫁が遅れると利幅が痩せる。分離後の規模の小ささは市場の関心の薄さにつながる。合弁の持分利益は自らの手で動かせない。
半世紀近い連続増配を引き継ぎ守る経営。鋼材のリスクを抑え、利幅の安定した消費財に資源を寄せる。小さな買収で品目を足し、棚の面積を広げる方針が特徴になっている。
家庭の消費と、鋼材コストの転嫁、合弁の利益に依存する。野外の余暇と住まいの手入れがボンベと金物の数量を支えるか、鋼材の価格変動を値付けでこなせるか、残る鉄鋼系の合弁の持分利益が安定するか、そして買収で品目を足せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1B(56%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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