配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
小口貨物を効率よく運ぶための、各地に広がる集配拠点網が強み。拠点と仕分けの効率を高めるほど採算が良くなり、参入には大きな拠点投資が要るため新規参入が難しい。景気の回復局面で、貨物の増加を採算改善につなげやすい立ち位置を持つ。
トラック一台に満たない小口の貨物を、複数の荷主から集めてまとめて運ぶ輸送が収益の柱。各地の集配拠点をハブにして、荷物を仕分けて効率よく運ぶ。拠点網と仕分けの効率が採算を左右し、運んだ貨物の量と運賃から稼ぐ構造になっている。
景気後退で荷動きが鈍ると、貨物が減り運賃も下がって業績が落ち込む。固定費の大きい拠点網を抱えるため、貨物が減ると採算が一気に悪化する。運転手の不足や人件費、燃料費の上昇、競合との運賃競争も、収益の重しになりうる。
配当を出さず、稼いだ資金を集配拠点の効率化と、輸送網への投資に振り向ける経営。固定費の重い事業ゆえ効率改善を重視し、拠点網を磨いて採算を高めながら、荷動きの回復局面で稼ぐ力を伸ばす方針が特徴になっている。
荷動きの活発さと、運賃の水準に依存する。景気が良く製造業などの荷物が増えると採算が改善する。集配拠点をどれだけ効率よく回せるか、運賃を保てるか、そして運転手や燃料費の動向が、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.9B(23%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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