XPON
Expion360据え置きの家庭用蓄電池ではなく、動く乗り物と電力網の外側に用途を絞る。米国で意匠7件と実用4件、あわせて11件の特許を出願し、寸法と収まりで差をつける設計を守ろうとしている。
リン酸鉄リチウムの電池パックを設計・組み立てし、販売店や卸、完成車メーカーへ売る。2020年12月に立ち上げたe360という製品群がその中心で、産業用や電力の届かない現場向けにも品目を広げている。
キャンピングカーも船も景気が冷えれば真っ先に買い控えられる嗜好品で、需要の波が直撃する。セルを外から買う以上、同じ手段を使う安価な競合との値段勝負も避けられない。
特許と意匠で製品の形を囲いながら、完成車メーカーとの取引を増やす方向に力を入れる。セルの内製には踏み込まず、設計と組み立てに資源を集中させている。
電池のセルは自社で作らず、海外の受託先から買っている。だからキャンピングカー需要の強さだけでなく、調達先の国の情勢や供給網をめぐる政策も出荷量に響く。
この会社をどう読むか
Expion360が売っているのは電池というより、鉛から乗り換える理由だ。重くて寿命の短い鉛蓄電池に対し、同社のリン酸鉄リチウム電池はおよそ12年もち、重さは半分で出力は3倍と説明する。
ただしセルそのものは海外の受託先から買っており、同社が担うのは設計と組み立て、そして品質の保証だ。同じ調達先を使う競合が値段で並んでくるため、意匠と実用あわせて11件の特許出願で形の違いを守ろうとしている。嗜好品であるキャンピングカー需要の波と、この守りの強さが噛み合うかが要になる。
バランスシート (要約)
資産 $8M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7M(81%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$4M
- 固定資産$1M
- 流動負債$997K
- 長期借入金$166K
- 短期借入金$31K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $10M
- 売上成長率
- 71.6%
- 粗利率
- 13.9%
- 営業利益率
- −110.9%
- 純利益率
- −64.6%
- ROE
- −95.4%
- ROIC
- −125.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −63.7%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
XPON の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…