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sodate Daily2026.07.225分で読めるsodate 編集部

韓国の輸出統計が、メモリ底を教えた ── マイクロン12%高3日続落が止まった

火曜の米国株は3日ぶりに反発し、ナスダックは1.29%上げた。韓国の輸出統計が示したAI需要の強さとメモリ価格の先高観で、マイクロンやサンディスクなどメモリ株が軒並み2桁高となり、指数を引き上げた。エヌビディアのネビウス出資開示でAIクラウドも急騰し、銅・銀・金・原油と商品まで総立ちの一日だった。

サンディスクの旧本社ビル(米カリフォルニア州ミルピタス)。メモリ株全面高の先頭で14%上げた
LPS.1 · CC0

火曜の米国株は3日ぶりに反発した。S&P 500 +0.89%、ナスダック +1.29%、ダウ +0.74%、小型株のラッセル2000は+1.53%。先週後半から続いた重い地合いが、ようやく途切れた。

きっかけの一つは、海の向こうの統計だった。韓国の7月前半の輸出がAI向け半導体の出荷に押されて7月として過去最高となり、「AIのメモリ需要は衰えていない」という証拠が数字で出た。DRAM契約価格の上昇観測も重なり、7/16に総崩れしたメモリ株へ資金が一気に戻った。

ただし、全部が上がったわけではない。銅・銀・金・原油と商品は軒並み高く素材が首位に立った一方で、ソフトウェア株だけは全面高から取り残された。

3つのポイント

  1. メモリの反発が、今度は一日もった:前日は引けまでもたなかった反発が、この日は引けにかけて加速した。サンディスクが14%高、マイクロンは12%高で、モルガン・スタンレーの「メモリ価格は25%以上上がる」という見通しや、バンク・オブ・アメリカのマイクロン目標株価引き上げ($1,550)が追い風になった。

  2. エヌビディアの「9.3%」が、AIクラウドを跳ね上げた:エヌビディアがAIクラウドのネビウス株を9.3%保有していると開示し、ネビウスは19%近く急騰した。データセンターの電源を担うブルーム・エナジーもJPモルガンの目標株価引き上げで15%近く上げ、AIインフラの裾野まで買いが広がった。

  3. ソフトだけが、上げ相場から締め出されたテナブルが証券会社の格下げで10%近く下げ、フィグマも9%近く売られて$22を割った。AIに仕事を奪われる懸念と、ハードに予算を食われる構図が、全面高の日でもソフト売りを止めなかった。

補足

商品市場は総立ちだった。銅が3.7%高、銀は$59台、金先物は$4,082まで上げ、素材セクターは+2.97%で11業種の首位。原油はWTIで$84.7前後と6/12以来の高値まで3日続伸し、エクソンモービルなど石油大手も買われた。

決算は個別に明暗を分けた。ダナハーは予想を上回る決算でも、受注の遅れを理由に通期の成長見通しを下げて11%安。MSCIも費用見通しの引き上げで10%安と急落したが、どちらも同業への波及は限られた。決算週の本番、アルファベットやテスラ、インテルの発表はここからだ。

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